株式投資

ウォーレン・バフェットが成功したのは、「双曲割引」を知っていたから!? 長期的な利益を見据えた行動の重要性

今回のブログの記事は、Twitterのフォロワーさんから意見をもらって書いています。

自分でテーマを選定して記事を書くのも良いですが、読者さんの意見も聞きたいなぁと思い、Twitterで意見を集めてみました。

いつも私のツイートにコメントを下さる鈴木らめる@兼業投資家(@investment0720 )。

テーマは「短期の利益を追わずに、長期での利益を見越した投資」です。

らめるさん(@investment0720 )から意見を頂いたときに、確かにこのテーマはめちゃくちゃ重要だな!と思いました。

 

短期思考ではなく、長期思考で物事を考えられる人って、投資だけじゃなくて、人生のいろいろな場面で成功するんです。

どうして長期思考で物事を考えられる人が成功するでしょうか?

今回は、行動経済学の知見も含めて、長期思考の重要性について考えてみたいです。

 

人間は遠い将来の利益を過小評価してしまう生き物

私が行動経済学で一番好きなフレーズです。

「人間は遠い将来の利益を過小評価してしまう生き物」

行動経済学の専門用語で、「双曲割引(そうきょくわりびき)」と言います。

「双曲割引(そうきょくわりびき)」とは?

近い将来の変化の方が、遠い将来の変化に比べて大きいと感じてしまう心理傾向のこと。

「ヘンテコノミクス」P145から引用

まだ、説明が難しいですかね?

もっと、身近に考えてみましょう。

 

ダイエットや貯金がなかなか成功しない理由 「双曲割引」

ダイエットや貯金が成功しない理由は、人間に「双曲割引」の性質があるからです。

つまり、人間には、長期の利益より、短期の利益を優先する傾向があるということです。

 

例えば、ダイエット。

「よし!明日から食事制限始めるぞ!」と宣言したのは良いものの、ディナーに美味しそうなデザートが出てきて、ついつい食べてしまう。

長期的な利益(やせて健康的な体になること)を過小評価して、ついつい短期的な利益(眼の前のデザート)を選択してしまっています。

 

例えば、貯金。

「よし!明日から、将来のためにお金を貯めるぞ!」と宣言したのはいいものの、新しいゲームが出たから、今回は買っちゃおう!

長期的な利益(将来のために貯金をすること)を忘れて、ついつい目の前にある楽しみを優先させてしまう。

 

あるあるじゃないですか?

 

大勢の人間は「短期の利益」を優先するよう行動する

大事だと思っていても、人間がその行動をとらない、いや、とれない。

それは、人間にそもそも「双曲割引」という性質があるからなんですね。

 

ダイエット、貯金、語学学習、長期投資、ブログ、Twitter。

コツコツと遠い将来の利益のために行動するのが、人間にとって難しい理由がここにあるんです。

大勢の人間は、だいたい短期の利益に目がくらみ、寄り道をしたり、途中でドロップしてしまうのです。

 

逆を言えば、この「双曲割引」に反するように行動できれば、長期的に成功する可能性が高まるということを意味しています。

つまり、短期的な利益を捨てて、長期の利益のために、やるべきことをタンタンとやるということです。

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「人の行く裏に道あり 花の山」 長期の利益に気づくのが早ければ早いほど、利益は莫大になる

投資をしている人なら、絶対に知っている「ウォーレン・バフェット」。

バフェットが1代で、10兆円もの資産を築くのに成功した理由はいくつかあります。

(この記事はバフェットの成功原因を議論する記事でないので、その論点は別記事にて)

 

バフェットのいくつかある成功原因の中で、エルソルが重要視しているのが、バフェットが「双曲割引」に逆らい続けたことです。

つまり、長期的な利益を見越して、短期行動をできるだけ避けてきたということです。

バフェットは有名な言葉を残しています。

複利マジックで巨大な富を築くバフェットの投資手法に感心したAmazonのジェフ・ベゾスCEOは、バフェットに次のように質問しました。

何でみんなあなたの投資戦略を真似ないんですか?

その時にバフェットが次のように答えました。

ゆっくり金持ちになりたい人なんていないよ。

MONEY VOICEから引用

みんな短期的に金持ちになりたいんですよ。

仮想通貨、FX、先物、CFDなど、日本でこれだけ広がっているのは、いかに人間が短期間にお金持ちになりたいかを如実に表しています。

「双極割引」の重力は、ブラックホール並の重力で短期的利益という欲望に人間を吸い込んでしまうのです。

 

だからこそ、長期の利益を見越して行動できる人は、「人の行く裏に道あり 花の山」の格言どおりとなる可能性が高いのです。

エルソルじゃなくて、生ける伝説の投資家であるウォーレン・バフェットが言ってるのだから、間違いないでしょう。

 

ここから学べることは、以下のとおりです。

  • 長期的な利益に気づくことが、まずは大事。
  • 長期的な利益を得るためには、短期的な利益を捨てる覚悟を持つことが大事。
  • 長期的な利益のために行動できるのが早ければ早いほど、利益は莫大なものとなる。

 

「双曲割引」の重力に逆らう4つのPOINT

じゃあ、長期的な利益に沿うような行動を取れるようになるには、どうすれば良いのか?

というのが、皆さんの知りたい部分ですよね。

これには答えはありませんが、私が実践していることを参考にご紹介します。

(私は長期的な利益を見越してコツコツ行動するのが得意です)

長期的な利益を見越して行動するための4つのコツ

  1. 小さな成功体験を積み重ねる
  2. 長期的な利益がいかに莫大なものであるかについて、書籍や体験から理解する
  3. 成功している理想の自分をイメージする
  4. 仕組み化して人間の意思を介在させないようにする

①小さな成功体験を積み重ねる

いきなり鋼の精神を持って、ストイックに目的を達成することは難しいです。

なので、目標を細かく分解して、小さな成功体験を積み重ねるのです。

 

例えば、ダイエット。

一日、デザートやお菓子を食べるのを我慢してみる。

一日だったら、頑張ればできると思います。

この一日の成功体験をバカにしちゃいけない。

一回続くものは、2回3回と続いていくんですよ。

 

こうやって小さな体験を積み重ねて、自分に自信をつけていくのです。

そうして行く中で、長期的な利益を見据えた行動ができるようになってきます。

 

私はかつてダイエットに成功しましたが、ダイエットでは大いに自信を取り戻すことができました。そして、長期的な利益を見越して行動することに快感すら覚えるようになりました。

 

②長期的な利益がいかに莫大なものであるかについて、書籍や体験から理解する

ダイエットであれば、BMIを適正な値に収めることは、健康的な人生を送る時にとても大切ですよね。

人生100年時代とも言われているので、いかに健康寿命を伸ばすかが大事になってきます。

その際に、健康的な体を維持することの利益は莫大なものがあるでしょう。

 

投資であれば、上記のバフェットの例を出すまでもなく、短期行動を抑え、長期行動に徹することで、莫大な利益が手に入ることが分かります。

 

このように表面的な短期的な利益ではなく、長期的で本質的な利益の重要性を、あらゆる媒体から学ぶのです。

そして、自分の血肉に染み込ませて、しっかりと理解するのです。

ここでの理解の深さによって、踏ん張り具合が変わってきますからね。

 

③成功している理想の自分をイメージする

ダイエットでは、着たい服が着れるようになっている自分を想像してみてください。

投資なら、複利で自分の資産が、ものすごい金額になっていることを想像してみてください。

ブログなら、毎日、大量のアクセスがあることを想像してみても良いですね。

Twitterなら、フォロワーさんがすごい増えて、インフルエンサーになっていることを想像してみてもいいです。

 

とにかく成功している自分を想像することで、長期的な利益を見越しての行動のハードルが下がります。

私もダイエットをしているときは、着たい服が着られるようになっている自分を、いつも想像していましたよ(笑)。

 

④仕組み化して人間の意思を介在させないようにする

①~③の対策を施しても、人間は意思の弱い生き物なので、短期的な利益に惑わされる可能性があります。

さらに、そこに「仕組み化」という要素を追加します。

 

例えば、貯金であれば、「天引き」です。

色々な節約本に書いてあるやり方ですが、「天引き」は最強です。

「双曲割引」の超強力なブラックホール級の重力を無効化できます。

なぜなら、天引きされたお金は使えないからです。

勝手にお金が溜まっていく仕組みを作り、人間の意思を介在させないようにするのです。

 

今回の記事のまとめ

  • 長期思考は本質的な成功を収めるには不可欠の思考法
  • 長期的な利益に気づき、行動できるのが早ければ早いほど、そこから得られる利益は莫大。
  • 多くの人間は、短期的な欲望に取り憑かれ、長期思考ができない。
  • 長期的な利益を取るためには、短期的な利益を捨てる覚悟も必要。
  • 長期的な利益を見据えて行動するには、ちょっとしたコツで対応できる。

私はあらゆる投資本や資産運用関係の本を読み漁り、テクニカルチャートやら、ファンダメンタルズ分析やらを学びました。

しかし、結局最後に役に立つのは、人間を理解するための学問なんですよね。

今回は行動経済学という、「心理学×経済学」をミックスした学問です。

 

投資をしているのは人間なんだから、利益を得るヒントも人間を理解することにあるのは、当たり前なんです。

当たり前なんですが、投資をしていると、そのへんが見えにくくなってきます。

なぜかといえば、繰り返しになりますが、人間は短期的な利益に目がくらんでしまうからです。

それが、「双曲割引」のブラックホールです。

 

長期的思考の凄さを理解し、コツコツと実践できるようになることで、将来莫大な利益が手に入るかもしれません。

まずは、人間を知ることが大事ですね。

 

今回の記事は、行動経済学まんが「ヘンテコノミクス」をベースに、私なりのアレンジを加えた記事にしています。

「双曲割引」以外にも、投資に応用できる行動経済学の知見が盛り込まれた本なので、ぜひ読んでみてください。

知識への投資は、最高にコスパが良い。

 

 

ABOUT ME
ELSOL(エルソル)
ELSOL(エルソル)
20代会社員。資産形成と資産運用を猛勉強し、様々な手法を経験した結果、本業+副業+インデックス投資が最強の資産形成・運用法という境地にたどり着く。20代でも資産形成できることを証明するべく、また、20代に役に立てるよう、資産形成、資産運用の情報を発信します。 読書も大好きで、年間200冊以上は読みます。読書に関する情報も発信します。