資産形成(資産運用)

資産運用(資産形成)の意味と必要性 そのメリットとデメリットについて

普段から資産運用や資産形成の重要性について発信しているエルソルですが、今回は資産運用をする意味について考えてみます。

資産運用の意味ってなんなんだろう? 資産運用の必要性ってあるんだろうか?

こんな素朴な疑問について、今回は記事にしてみます。久しぶりのブログの更新です。

 

まずは結論から。

資産運用や資産形成の意味、必要性について

  1. 自分の資産の防衛
  2. 効率的にお金を増やしていく必要性(足し算の世界から掛け算の世界へ)
  3. 資本主義でのサバイバルの仕方を学ぶ

数年間、自分で資産運用や資産形成を経験してみて、その必要性について今回よくよく考えてみました。

そして、大きく分けて資産運用や資産形成をする意義は上記の3つに分けられるのではと思いました。

 

資産運用や資産形成とは?

・資産運用

まとまった資産を、ある方針に基づいて、プラスのリターンを生み出すために運用する行為。

・資産形成

投資をするために必要となる元本を生み出すための行為。

あまり細かく考えても仕様がないので、エルソルはざっくり上記のように分けて考えています。

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経済的に豊かになるには、資産形成と資産運用の2つの両輪が必要になります。

資産運用するだけの知識があっても、資産運用する元手がなければ意味がないですし、逆に元手があってもそれを運用するだけの知識がないと意味を成しません。

 

エルソルは社会人になってから、上記2つを身に着けるよう時間を割いてきました。さまざまな勉強をしてきましたが、この資産運用と資産形成の知識はかなりコスパが高い分野に入ります。

そして、それこそが今回の記事のテーマです。「資産運用や資産形成の意義や必要性」についてです。

 

知識がないと置いてきぼりにされる(マネーリテラシーがないと経済格差は広がる)

1980年代に、新自由主義という経済学のとある一派が幅をきかせるようになりました(特にアメリカで)。彼らの主張は簡単です。

「政府はできるだけ小さくして、なるべく万能な市場に任せよう」という主張です。

 

無駄がなく合理性のある考え方に見えますが、意外と残酷なことを言ってもいます。

つまり、「どんな結果になろうが、それはあなたが招いた責任だから、政府は助けないよ」ってことです。

市場にできるだけ任せるということは、政府が介入してこなくなるので、何かと自助努力が大事になってくることを意味します。

 

そしてその自助努力の多い少ないは、残酷なまでに経済的格差に直結します。アメリカの社会状況をみるまでもなく、富める者はますます富み、持たざる者はさらに奪われる。

時間とともに、その経済的格差は拡大していきます。

その状況は近年有名になったトマ・ピケティの本「21世紀の資本」にも書かれているので、皆さんの記憶に新しいでしょう。

ピケティの「21世紀の資本」を読めば、労働するだけではお金持ちになれない理由がわかる。「r>g」の不等式を知っているかどうかで、経済格差から自分の身を守れるかどうかが決まります。「21世紀の資本」は格差社会を生き残るために必読の1冊です。...

 

資産運用や資産形成は必要なのか? そのメリットとデメリットは?

資産運用や資産形成の意味、必要性について

  1. 自分の資産の防衛
  2. 効率的にお金を増やしていく必要性(足し算の世界から掛け算の世界へ)
  3. 資本主義でのサバイバルの仕方を学ぶ

最初に書いたように、資産運用や資産形成をする意義はある、と私は思います。

それは上に書いた理由によるものです。

①自分の資産を防衛するために資産運用をする

①自分の資産の防衛

株や不動産などで資産運用をしないということは、金融資産の多くを現預金のみで保有することになります。

本人には運用している意識は一ミリはないと思いますが、「現預金という金融商品を選択して資産運用」をしている状態になります。

現預金だけで資産運用をしていて怖いのは、何度も書いていますが、インフレーション(以後、インフレ)です。インフレとは物価が上昇していく現象です。

お金の名目的な価値は変わらずとも、物の値段が上昇することによって、物の量やサービスなど実質値に換算したときに、あなたが受け取る量が少なくなってしまいます。

つまり、インフレが起きているのに、何も対策を打たずに現金のみを保有している場合、あなたの現金の価値は下がり続けることになります。

 

具体的に、1億円の資産を保有している場合を考えてみましょう。アベノミクスでは年率で2%のインフレを引き起こそうとしています。なので仮に2%のインフレが発生したことを考えてみましょう。

1億円の2%なので、200万円がインフレによって価値が消えてしまう部分です。何もしなくても、対策をしていないと、インフレにより200万円分の価値が1年で実質的には無くなってしまったというわけです。

 

しかも怖いのは、インフレが起きて価値が無くなるといっても、預金通帳の金額は「100,000,000」円のままです。

なので、価値が消えていることに気づきにくいんです。一番の良策とは、相手に気づかれずにそれを実行することです。その点、インフレは相手に気づかれずに価値を奪っていくので、とても怖いです。

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②効率的に資産を増やしていくために「資産運用」をする

②資産運用で効率的にお金を増やす(足し算の世界から掛け算の世界へ)

私は、効率的に資産を増やすために、資産運用をしています。

 

・現金や預貯金だけで資産運用をするのには限界がある

例えば、日本代表する三菱UFJ銀行の預金の利率は、2019/9/1時点で、年0.001%です。100万円を銀行に預けると、1年後に利子が10円つきます。

手数料が一回でも発生すれば、マイナスですね(笑)。

これではさすがに資産運用といえる代物ではありませんね。

社会人になってからわかりましたが、現金や預貯金だけで資産運用をするのは無理があります。

・足し算の世界から掛け算の世界へ

収入を増やし、支出を削ると、余りが発生します。その余りを毎月どんどん足していくと、それでもそれなりに資産は形成されていきます。

でも、それはあくまでも足し算の世界なんですね。例えば、毎月10万円の黒字収支であったとすると、年間で120万円のプラスになります。

10万円+10万円+…+10万円(12回目)=120万円

みたいな感じですね。

あまった資産を足し合わせていくだけは、資産は効率的に運用できません。その余った資産を株などの金融資産に投じることで、複利のパワーをきかせながら、指数関数的に資産を増やしていく可能性への道が開けるようになります。

株式は複利で成長する

この画像はあくまで理論的に考えた場合ですが、イメージとして、複利というのは終盤でものすごい増え方になります(これは私が掛け算の増え方、指数関数敵と表現したものです)。

*株式は元本が保証されていない金融商品なので、実際にはギザギザと変動を繰り返しながら動いていきます。

③経済的に豊かに暮らすために資産形成(資産運用)をする

③経済的に豊かに暮らすために資産形成や資産運用のリテラシーが必要になる

 

我々が暮らしている世界の経済のルールは資本主義です。資本主義で一番大きなパワーを持つのは、言うまでもなく「お金」です。

お金があれば、大方の問題を処理することができます。

 

そのお金を守り、いかに増やしていくのか。それを助けるための道具として、資産運用や資産形成のテクニックが存在します。

いわば、経済的に豊かに生きていくための知恵ですね。

残酷な資本主義で、どうやって生き残っていくか、というとても大事な知恵になります。なので、学ぶことによるコスパは非常に大きいと考えています。

そのへんの知恵をこのブログやTwitterで発信しています。

この記事では細かくは触れませんが、例えば以下のツイートがそうです。

サバイバルの仕方には、収入の増やし方、支出の削り方、余剰資産の運用方法、税金等の知識など、さまざまです。

これらの知識は早く学べば学ぶほど、有利な状況を作り出すことができます。

資産運用(資産形成)のメリットとデメリット

  • 資本主義で生き残っていくための知恵を習得できる
  • 資産を効率的に運用できる可能性への道が開ける
  • 自分の資産を守ることができるようになる
  • 失敗をすると、自分の資産が減ってしまうこともある
  • 周囲の人への理解を得られない可能性がある

これまでは、資産運用の必要性を説いてきたエルソルですが、資産運用をすることにはデメリットも存在します。メリットについては、今までの説明で伝わっていると思いますので、デメリットを中心に説明していきます。

 

おそらく、デメリットの大きなものとしては、上にあげた2つじゃないでしょうか?

独身の場合は問題になることはないと思いますが、家族がいる人であれば、自分のお金だからとは言いつつも、家族のことを考えて家計を管理しないといけませんね。

 

資産運用のデメリット1 失敗をすると損をする可能性がある

資産運用をするとなれば、投資対象は株式などの「元本が保証されていない商品」がメインになります。つまり、場合によっては、損失を被る可能性もあるということです。

損をする可能性があるから、得をする可能性もあるという話なのですが(技術的にはリスクの話になります)。

人間という生き物は、損失に非常に敏感な生き物なので、どうしても損失ばかりに目がいってしまうんですよね(行動経済学で証明されています)。

 

損失が発生することで、危惧されることは以下のことだと思います。

 

家族の計画があったのにも関わらず、損失が発生したために、その計画がとん挫してしまうなんてことにもなりかねません。

そして、そのことによって、お金よりも大切な家族との関係が上手くいかなくなってしまう可能性もあります。

 

資産運用のデメリット2 周囲の人からの理解を得られない可能性がある

資産運用や資産形成の重要性を理解して、「いざ、始めよう!」と思ったとしても、家族がいる人の場合は、すぐに始めることはできません。

なぜかといえば、家計の管理は、家計全体で管理する必要があるからです。

パートナーの理解を得ないまま、資産運用を始めてしまうと、おそらく上手くいかないと思います。

 

ここで難しいのは、パートナーの理解を得るのが、日本では難しい状況にあるということです。

日本は義務教育では、マネーリテラシーについての教育はありません。むしろ、その逆だと思います。労働者として勤勉に働くことが推奨されます。リスクをとることに、健全な態度が備わることなく、社会人になってしまいます。

マネーリテラシーがあるかどうかは、完全にどんな家庭に育ったのかによって、変わってきてしまいます。

 

多くの場合は、株なんて卑しく危ないものに手を出さず、健全に預貯金のみだけで、という価値観を持っています。

これはなかなか厄介な問題です。なぜなら、これは客観的な判断ではなく、道徳的、価値観的及び主観的な判断だからです。

「お金のことを考える人は卑しい」

「お金は汗水たらして労働から得るもの」

「株は危ない、損をする人の話ばかりを聞く」

エルソルが聞く限りは、反対する人の理由の多くは、上記のような感じです。

 

資産運用が難しいのは、不確実性を相手にするからなのです。

どんなにプロであっても、将来を予測することは不可能です。

そうなると、大事なのは、資産運用のテクニックというよりも、相手の理解なんですね。

 

損失が発生した時にどう考えるとか、どういう考え方に基づいて判断をするとか、そういうことが重要になるんですね。

そうなると、絶対にパートナーの理解は必須になります。

ここがないまま、資産運用を始めてしまうと、上手くいっているときは問題になりませんが、大きな損失を抱えたときに、もめることになりますね。

「やっぱり、株なんて手を出すべきじゃないと、私は言ったのに…」

「ほら、そんな卑しい考え方を持っているから、いつかそうなると思っていた…」

みたいな感じになると思うんですよね。

 

ここは難しいハードルかと思いますが、私なりの解決策を考えてみました。

 

資産運用のデメリットを軽減する方法

おさらいですが、資産運用のデメリットは、大きく分けて以下の2つでした。

  • 失敗をすると、自分の資産が減ってしまうこともある
  • 周囲の人への理解を得られない可能性がある

デメリットへの対処方法

  1. 失敗をすると損失を出す可能性がある
    →最悪を想定して、計画を立てる。
  2. 周囲への人への理解を得られない可能性がある
    →そもそも理解がある人と結婚する
    →時間をかけて理解を得られるようにする

ありきたりな対処方法ですが、エルソルは上記のことを実践しています。

 

資産運用で損失が出てしまうことへの対処方法

まずは、損失が発生する可能性についてですが、これは仕方がありません。

「なんだい!諦めるのかよ!」と言われてしまうかもしれませんが、これは本当にどうしようもないので、そもそもの考え方を変えるしかないんです。

 

では、エルソルがどう考えているかといえば、それは「諦めることから、戦略の策定を始める」という考え方です。

将来の不確実性を扱う以上、損をするか得をするかは誰にもわかりません。

だったら、最初から予測することを諦めて、最悪の状況を想定して、計画を考えればいいということになります。

 

実は「この将来がどうなるかわからない状況と、どうお付き合いをしていくのか?」というのは、資産運用や金融の世界でも、一番コアな部分です。本当にコア中のコアなので、押さえておくと何かと役に立つと思います。

金融の世界というよりも、もっと話を大きくしてもいいくらいで、「今まで人類が、どうやって未来の不確実性に対処してきたのか?」というテーマなんですね。

まさに、これこそ人類の英知なわけです。それを使わない手はありません。

 

「未来がどうなるかわからない場合に、人類が生み出してきた対処方法(英知)」

  1. 予測を諦めることから戦略を策定する
  2. 最悪を想定して計画を立てる
  3. 対象を分散させる(銘柄、時間、国、資産など)
  4. 時間をかけることで、物事の持つ本質性(正体)を具現化させる

エルソルがさまざま書物を読む中で、将来の不確実性に対処するには、上記の方法が有効というのが分かりました。

 

まずは、諦めが肝心なんですね。どうやっても分からない将来を完全に予測することに時間を使うことが一番時間の無駄です。

まずは諦めることから戦略の策定を始めます。

そして、次は、最悪を想定して計画を立てるということです。金融機関のリスク管理でも使われていると思います。つまり、元本が保証されていない商品には最悪の場合を想定して計画を立てるということです。

次に、投資対象に確実なものはないので、色々なものに分散させるということです。

最後に、短期間では物事の本質は表れにくいので、長期で物事を考えるという発想です。

 

これらの対処方法を利用することで、上手くリスク(将来の不確実性)とお付き合いすることができるでしょう。決してリスクから逃げることはできません。リスクには、逃げ方ではなく、お付き合いの仕方で対処するというのが、人類の英知です。

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資産運用をするために周囲の理解を得るためのハードルを下げる方法

方法は大き分けて3つあるかと思います。

周囲の理解を得るためのハードルを下げる方法

  1. そもそも理解がある人と一緒になる
  2. 地道に説得を続ける
  3. 第3者からのアドバイスをもらう

そもそも理解がある人と一緒になる

これが一番楽です。まだ独身の方は、この辺のことも考えて、パートナーを探すといいかもですね。

もちろん、パートナーの決め方は総合的な判断になるので、これだけで決めることはありませんが。

 

資産運用や資産形成の重要性について理解がある人であれば、開始もスムーズでしょうし、何よりも暴落時などの緊急事態には助かることでしょう。

お付き合いをしているときから、多少は、将来のことについて話をするときに、この辺の話をしておけば、スムーズに運べるかと思います。

 

地道に説得を続ける

価値観が違いすぎると、難しいかもしれませんが、正攻法が一番ですね。

自分で勉強して、自分で実践して、少しずつ説得を続けるしかないと思います。

 

第3者からのアドバイスをもらう

自分だけで説得が難しい場合は、第3者からのアドバイスをもらうことで、状況を打開できるかもしれません。

友人や知人、家族などのある程度信頼がある人じゃないと難しいかもしれませんが、自分だけの説得が困難な場合は、一考の価値がありそうですね。

 

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まとめ

資産運用総論的な感じで、今回はまとめてみましたが、私としては、資産運用や資産形成には学んで取り組むだけの価値があると思います。

もちろん、場合によっては、家計の資産が減ってしまったり、周囲の理解を得られにくいなどのデメリットもありますが、そのへんを乗り切ることができれば、総じて上手くいくのではないかと考えています。

もちろん、無理に始める必要はないですが、もし可能であるのなら、資産形成や資産運用を一考するだけの価値はあると思います。

見えてくる世界が違ってきますよ!

ABOUT ME
ELSOL(エルソル)
ELSOL(エルソル)
20代会社員。資産形成と資産運用を猛勉強し、様々な手法を経験した結果、本業+副業+インデックス投資が最強の資産形成・運用法という境地にたどり着く。20代でも資産形成できることを証明するべく、また、20代に役に立てるよう、資産形成、資産運用の情報を発信します。 読書も大好きで、年間200冊以上は読みます。読書に関する情報も発信します。